青のフラッグ

Twitterでオススメされ、何気なく読んだ漫画

青のフラッグ

青のフラッグ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

単なる青春漫画かと思ったらまるで違う。

人物の精神描写がすばらしく、それでいて説教くさくない。どの子もいとおしく、誰派とか無くなる本。

 

高校三年生の恋愛、受験、自分らしさって何?悩みもがきつつも毎日を生きるこの年頃の若者の描写がとても良く描かれている。

 

甘酸っぱいしほろ苦いし残酷だし、作者が最初から人物設定を丁寧に作り込んでいることが読み返す度に良くわかる。

 

もう私の年齢では、これらの悩みに何らかの決着をつけているけれど、自分が18才のころはこうだだったな、あの子はこんな風に苦しんでいたのかなと思い出が甦る。

 

久々によい漫画に出会えた。Twitterありがとう。

 

 

 

1・17

私は神戸で生まれ育ちました

1・17は辛い記憶です

私は忘れません

空から火の粉が降ってきたこと

水汲みで団地の四階まで何往復もして、心臓発作で無くなった友達のお父さんのこと

支援物資で配られた岡山の桃太郎弁当のこと

他府県から駆け抜けてくれた給水車

久しぶりに入ったお風呂の温かさ

後日復興してから出会った元自衛隊員の方にお礼を言うと助けられない命が沢山あって苦しかったと泣かれたこと

私たちは生かされています

ありがとうございました


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洋ロック音痴な私が今さらボヘミアン・ラプソディという作品について語る

年末年始の休み中に噂の映画をみてきたんです。

ボヘミアン・ラプソディ』

観客年齢層は5・60代のリアルタイムでqueenの熱狂を感じた事がある層4割、洋ロックファンにみえる3・40代3割、20代2割、10代1割、ぐらいにみえたかな。

私はqueenの歴史など何も知らない、曲は聴いたことあるかなあ、ぐらいの人間なんで、フィクションとノンフィクションの狭間的な話の内容に興味がありました。 

フレッド・マーキュリーという男の物語。

観ていて思い出したのは、『華麗なるギャツビー』。

デイジーの住む東の岬の灯りを毎晩ながめるギャツビーのように、メアリーの住む隣の建物に灯りの信号を送る不安な子供のようなフレッド。

毎晩屋敷で繰り返される乱痴気騒ぎのパーティー。その中にいてもどこかひとりで、皆帰ってしまった後のどうしようもない孤独。

描かれ方がとても似ていて、大変良かった。

下敷きとしてギャツビーを元にしたのだろうか。

ここに興奮してしまい、私のMAXはライヴエイド前に通過してしまった。

よき作品でした。

 

エイを食す文化

今年のお正月は初めての体験をしました

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エイを食べた

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( ・∀・)ノやあ!じゃねえよ!

いやあああ!

エイを食べた事がないと義母に伝えると、怪訝な顔をしていました

なんであんな臭そうなドゥルンドゥルンの魚を食べるのか?

調べてみると以下のような論文が

エイの魚食文化と地域性

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/43/2/43_120/_article/-char/ja

なるほど、義母は海のない県の山間部出身だった

そして私はそばに漁港のある町で生まれ育った

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正月はにらみ鯛を睨まずに元日から食す!

新鮮な鯛は割れてしまうが、プリプリに美味しいので昼網の鯛を魚屋さんに焼いてもらっていた

義母は魚で一番好きなのはエイなんだって
私はサワラか鰤かな(鯛じゃないんかい)

食文化って面白い