洋ロック音痴な私が今さらボヘミアン・ラプソディという作品について語る

年末年始の休み中に噂の映画をみてきたんです。

ボヘミアン・ラプソディ』

観客年齢層は5・60代のリアルタイムでqueenの熱狂を感じた事がある層4割、洋ロックファンにみえる3・40代3割、20代2割、10代1割、ぐらいにみえたかな。

私はqueenの歴史など何も知らない、曲は聴いたことあるかなあ、ぐらいの人間なんで、フィクションとノンフィクションの狭間的な話の内容に興味がありました。 

フレッド・マーキュリーという男の物語。

観ていて思い出したのは、『華麗なるギャツビー』。

デイジーの住む東の岬の灯りを毎晩ながめるギャツビーのように、メアリーの住む隣の建物に灯りの信号を送る不安な子供のようなフレッド。

毎晩屋敷で繰り返される乱痴気騒ぎのパーティー。その中にいてもどこかひとりで、皆帰ってしまった後のどうしようもない孤独。

描かれ方がとても似ていて、大変良かった。

下敷きとしてギャツビーを元にしたのだろうか。

ここに興奮してしまい、私のMAXはライヴエイド前に通過してしまった。

よき作品でした。